小型軽量なA2DP対応ヘッドセット WB-120レビュー

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アビリティークリエイト WB-120レビュー

A2DP対応のヘッドセットWB-120
Bluetooth ManiaXには『片耳 ヘッドセット A2DP』という検索ワードで飛んでくる人が非常に多いのです。ま、そういうページがあるというのも大きいのですが。

というわけで、今回はモバイルスピーカーレビュー特集をちょっとお休みしてA2DP対応の片耳ヘッドセットであるWB-120をレビューしてみましょう。

A2DP対応の片耳ヘッドセットの利点というものは、すでにSBT03のレビューでかなり書いています。というわけで、今回はちょちょっとかいつまんでご紹介。

A2DP対応片耳ヘッドセットの最大の利点は、片耳が空いているということ。
両耳のヘッドフォンとは異なり、他人から話しかけられても大丈夫。ヘッドフォンをしていると他人を拒絶しているような形になりますが、片耳ヘッドセットであればそれほど違和感はないはずです。

もうひとつは軽量小型であること。ヘッドフォンに比べて持ち運びがしやすいという利点がありますね。

全般的にA2DP対応の片耳ヘッドセットは、どちらかというと音楽を聴くというよりも(別に音楽を聞いてもかまわないのですが)、PCやiPhoneでニコニコ動画、YouTube、あるいはワンセグを見たりするというのが主眼でしょうか。

なにか片手間にしながら、少なくとも片耳を空けておきたいというシチュエーションはけっこうあると思います。そういう場合にはこれらA2DP対応のヘッドセットの出番だと言えるでしょう。

弱点としては、小型なヘッドセットであるためにバッテリーライフが短いということになります。

とりあえずはスペックなどを……

さて、それらのA2DP対応のヘッドセットの長所短所を踏まえた上で、まずはWB-120のスペックを見ていくとしましょう。

USBっぽいけどUSBではない充電口。まず、Bluetoothのバージョンは2.0+EDRに対応。

音楽用のプロファイルであるA2DPには対応していますが、AVRCPには対応していません。そのため、リモコンとしては使用できず、曲送りなどの操作はケータイなどの本体側で行う必要があります。ただし、ボリューム調整はヘッドセット側で可能です。

HSP/HFPに対応しており、ワイヤレスでも通話も可能。

さて、最初からなんですがWB-120もUSB充電ができません。

左がWB-120の充電器。右は一般的なミニUSB。コネクタカバーにはUSBのマークが書かれているのですが、同梱されているのはACアダプタです。おそらくコネクタさえあえばUSBからの充電もできるタイプだとは思うのですが……。写真は左がWB-120の充電器、右が一般的なミニUSB。かなり小さいのが分かります。

このタイプのものは中国・韓国で作られている機器に多く搭載されています。ミニUSBでもmicroUSBでもないタイプのもの。モバイルスピーカーレビュー特集で次に取り上げる予定となっているアドテックのAD-MB150も同じタイプのコネクタでした。

サイズ的にはAdvanced W-ZERO3 [es]のACアダプタに近いものとなります。WikipediaのUSBの項にあるAGOXってヤツでしょうか?

まあ、とりあえずUSBからの充電はできません。このタイプのケーブルを売ってるところがあったら非常にありがたいのですが。千石通商あたりに行ってみたらありそうですが……。

充電中はLEDの色で充電度合が一目瞭然。地味に便利。充電中は底部のLEDが点灯します。赤が充電量70%以下、青が70%以上、緑が満充電です。この表示はなかなか便利。「お、70%以上だから持って行けるな」というような感じになります。

充電時間は約2時間。連続通話時間は5.5時間。

連続再生時間は発表されていませんので、あとで計測してみましょう。連続待受は100時間となっています。

ペアリング時のパスキーは一般的な0000となっています。

ちょっと便利なワンアクションで通話機能

実際に使ってみての使用感などを書いていきましょう。
まず、耳へのフィット感がいいことを書いておくべきでしょう。

同梱物にプラスティック製のイヤーハンガーがあるのですが、これを一度も使ったことがありません。かなり強く顔を振っても取れそうにありません。
もちろん、個人個人の耳の形にもよるとは思うので、一概には言えないでしょうけれども。

WB-120同梱品一覧。

WB-120同梱品一覧。

イヤーパッドは大中小が各1個ずつ同梱されています。

どうしても耳の形に合わない場合、別途にイヤーパッドを使うとよろしいかと思います。オーテク製のウレタン製のものや、100円ショップで売られているスポンジ製のものでもよいのではないでしょうか。

ついでなので同梱物一覧なども。本体、ACアダプタ、イヤーパッド大小(中は装着済み)、イヤーハンガー、クレードル、ストラップ、ホルダー(両面テープ)、説明書。

クレードルはワイシャツの胸ポケットに装着するためのもの、ホルダーはイヤーパッド部分をひっかけるタイプ。車のダッシュボードなどに装着しておいて、さっと取り出せるようにするため……というものだそうです。


こんな感じでイヤーパッド部分を折るだけで通話状態になってくれる。

こんな感じでイヤーパッド部分を折るだけで通話状態になってくれる。

で、WB-120最大の特徴は、このイヤーパッド部分。

待受状態可動するイヤーパッドを折ると、それだけで通話ボタンを押したのと同じことになるのです。多くのヘッドセットでは着けていないと「装着して」→「通話ボタンを押す」というツーアクションが必要になります。

WB-120ではイヤーパッドを折ることで通話が開始されますので、「折りながら装着」というワンアクションで済むというが大きいですね。

ちなみにBluetoothヘッドセットを接続していると、着信音がヘッドセット側で鳴ってしまう携帯電話がけっこうあります。そのため、バイブレーターをONにしておくことをお勧めします。

音質はどうかというと……

肝心の音質です。
基本的に片耳ヘッドセットなので、A2DPでの音質にはそれほどこだわらないとは思います。でもま、装着感が良好なこともあって普通に聴けます。ちょっとこもり気味かなぁという感触はありますが。

SCMS-Tにも対応しており、ワンセグ音声を聴くことも可能です。あ、この場合もチャンネルはケータイ側で変更する必要があります。

そしてHFPでの通話ですが、こちらも普通。特に聞き取りにくいということもなければ、こちらからの話を聞き返されるというようなこともありませんでした。ただ、これは基本的に屋内での通話での感想です。屋外ではまた別になるかもしれません。

また、人間の聴力というのは年齢を重ねるごとに高音域が聞きにくくなるという特性がありますが、WB-120はこれをテストによって調整することができます。
詳しくはマニュアルに記載がありますが、異なる周波数で聞こえるものを選択することでユーザーの聞こえやすい周波数特性をメモリーするというものです。
今回、使用はしませんでしたがこういったものが用意されているのはありがたいことですね。

おっと、ついでにいつものバッテリーライフテストを。
A2DPで接続して、携帯電話のミュージックプレイヤーから音楽を流しっぱなしにするといういつものヤツをやってみました。

おおよそ2時間半でシャットダウン。念のために、2回試してみましたがどちらも2時間半前後で終了でした。ちょっと短いかなぁ。通勤の往復には充分だけども……というところでしょう。

まとめ – やっぱりA2DP対応のヘッドセットは便利

今回は黒を選びましたが、カラーバリエーションは他に銀・ピンクがあります。本体はプラスティック製ですがメタリックな加工のおかげで質感は悪くありません。というか、むしろよいと思われます。ちょっと氷結の缶っぽい加工ですね。

個人的にはピンクはないなぁ……と思うのですが、女性向けとしてはありかもしれませんね。携帯電話にもN-08Aのようにメタリック系のピンクのものがありますから、それに合わせるとかはありでしょう。

WB-120とSTB03を比較

WB-120とSTB03を比較

実物を見てもらえればわかりますが、ヘッドセットの中でもかなり小型なものとなっています。イヤーパッドを伸ばせば凸凹が最小限になって持ち運びがしやすいのもよいところ。女性であればポーチの片隅に入れておくこともできるでしょう。

バッテリーライフにちょっと不安があるのでUSB充電ができたら完璧だったかなぁ……。

価格はAmazonで6490円~。初回限定で5980円で販売されていましたが、500円ほど値上がりしてしまいました。

それでもA2DPに対応した片耳ヘッドセットの中では最安値となっています。

■製品情報
Bluetoothイヤホン WB-120

■Bluetooth ManiaX Wikiデータベース
アビリティークリエイト Dream Bluetooth WB-120

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4 Responses to “小型軽量なA2DP対応ヘッドセット WB-120レビュー”

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