『フツー』であることのありがたさ SBTP01 レビュー

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Bluetoothマウス SBTP01レビュー

bluetribe SBTP01(ブルー)iPod用送信アダプタのSBT01にはじまって以来、続々とBluetooth製品を発売しているシグマAPO。いま、ここは日本でもっともBluetooth製品を積極的に発売しているメーカーのひとつと言っても過言ではないでしょう。

んで、今回発売されたのはSBTPシリーズ(になるんでしょうかね?)の第一弾となるBluetoothマウス。

PはPeripheral――周辺機器の頭文字でしょう。

いくつか気になる部分がありまして、発表当時から注目していたマウスなのです。

その注目点はあとで書くとして、まずはざっとスペックから。

Bluetooth 2.1+EDRに対応。プロファイルはHID。電源は単4電池x2。ピックアップはレーザー。

ボタンは左右に加えて、スクロールホイール(チルト不可)にブラウザ上で戻る/進むとして動作するボタンをマウスの左側に備えています。つまり、基本的に右手専用ということになります。さらにスクロールホイールの後ろにはcpi切り替えボタンがあり、800/1200/1600cpiに切り替えることができます。

いわゆる一般的な5ボタンマウスにcpi切り替えボタンの5+1ボタンマウスということになります。

クリック感は良好、だけども――

スイッチはオムロン製だけあってクリック感は良好

スイッチはオムロン製だけあってクリック感は良好

まず、気になる部分その1。

商品サイトには左右ボタンでオムロン製のスイッチを導入していると書かれています。高級品に使われるものですね。
どうしてもBluetoothマウスはモバイル用途を主用途として考えているものが多く、クリック感が弱くなったり、はっきりとしないものが多いのです。

試してみたかぎりでは、かなり感触はいいと思います。デスクトップではMX-RのBluetooth版であるMX-5500を使用しています。SBTP01のクリック感はMX-Rのそれに負けているとは思えません。

ただ、戻る/進むボタンも含めて、クリック音はけっこう大きめに響きます。隣の部屋で家族が寝ているというような作業音を小さくしたいような環境では向いていないかもしれませんね。

スクロールホイールはゴム製。クリック感はわずかです。

スクロールホイールはゴム製。クリック感はわずかです。

スクロールホイールはゴム製。

回転時にはクリック感がありますが、MBNM5000のようにカチカチとした大きなものではなく大人しめのクリック感です。こちらもけっこう良好。

マウスの左右のグリップ部分にはラバーが貼られており、グリップ感も悪くありません。

全体的にしっくりきます。インターフェイスとして、基本的な部分は充分に合格点が出せると思います。

Bluetoothマウスとしては珍しい大きさ

そして、気になる部分その2。大きさです。

このところ発売されたBluetoothマウスは、多くがモバイル用途でした。マイクロソフトのMBNM5000しかり、ソニーのVGP-BMS10しかり。ロジクールのM555bはやや大きいのですが、それでも長さは99mm。

手が大きめ、かつかぶせ持ちのユーザーなので、モバイルマウスを長時間使用するのは厳しいのです。

これらに比べてSBTP01は109mmと比較的大型。パッケージにもMサイズ、と書かれているほどなので期待していた部分でもあります。

MNBM5000よりは明確に大柄。MX-Rよりは確実に小柄。

MNBM5000よりは明確に大柄。MX-Rよりは確実に小柄。

というわけでそのあたりを見てみましょう。

写真は右からMX-R(Bluetooth版)、SBTP01、MBNM5000。SBTP01は充分に大きいですね。実際の使用感としても、いわゆるかぶせ持ちにも充分対応可能。


用途としてはモバイルマウスのようにネットブックと一緒に持ち歩くというのではなく、モバイル用途ではタッチパッドで、家での作業はSBTP01で……というような感じになるのではないかと思われます。

この大きさと側面のラバーのおかげでかなり操作しやすいマウスに仕上がっていますね。

スリープに入るまでの時間が操作性を左右する

さて、Bluetoothマウスをはじめとしたワイヤレスマウスにはもうひとつ大きく使い勝手を左右する要素がありまして。

それは『どれだけの頻度でスリープモードに入るのか』『スリープからの復帰はどのくらいの速度か』の2点です。たとえばサンワサプライのMA-BTH15は大きさといい、5ボタンであることといい、かなりSBTP01に近いのです。

しかし、少なくともわたしの使い方ではMA-BTH15は致命的な欠点がありました。というのは1分そこそこでスリープに入ってしまい、復帰には数秒かかるというものです。

SBTP01はその点、かなり余裕があります。マニュアルによるとスリープに入るまで10分。実際に使ってみてもそのくらい。ちょっとキーボードを中心に打ってて、マウスを使わない……というくらいではスリープには入りません。

スリープに入ってからの復帰は1秒弱といったところ。多少つっかかりを感じないでもないですが、これほどスリープに入るまでに余裕があるのであれば問題ないと思われます。

これ、さらっと書いていますけど本当に重要な事柄ですよー。事前にチェックしておいて損はないです。

まとめ ― 自宅作業用のBluetoothマウスとして

sbtp01_05tおっと、これも書いておきましょう。電源の単4電池にはeneloopも使用可能。ハードウェアスイッチがあるので使わないときにはスイッチを切っておくことができます。フィルムがあるので電池の取り出しもしやすいのもチェックポイント。

今回、使っていくうちにノートPCで自宅作業するときのマウス、という形に落ち着きました。この用途ではほぼ唯一のBluetoothマウスであるといえるでしょう。全体的な仕上がりもよいので、満足できる製品ではないかなと思いました。

これといった不満なく、フツーに作業に使える、かつ中型の5ボタンBluetoothマウスというものがこれまで存在していなかったのです。SBTP01はいままでなかった『自宅作業でじっくりと使えるBluetoothマウス』としてオススメできるものです。待ち望んでいた、とまでいうのは言い過ぎかもしれませんが『フツーに使えるありがたさ』を今回はひしひしと感じましたね。

ただ、問題があるとしたら左右の銀色の縁取りはないかなぁ……という感じでしょうか。デザインなので好みの問題ではあるのですが。写真が撮りにくいのですよ、もう(笑)。

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■商品情報
SBTP01(シグマAPO販売)

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